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だけれど他の誰でもないアナタの為に
かっこいいな、手の届かない人なんだろうな。
好きになってもだめなんだろうなって決め付けて、線をひいていたの。
これ以上好きになってもつらいだけだってわかるから、
無理やりに押し込めた気持ち。
普通に友達としてならうまくいけるから、
へたにどきどきして目を合わせられなくって、
間違えちゃうこともないと思うから 震える心を置き去りにしたよ。

でもそんなのやっぱり無理みたい。
あなたがわたしに笑いかけるたびに、
優しい声でひだまりみたいな言葉をおとすたびに
心が囁くの。「ここにいるよ」って。
それはそれは強い力でわたしをひっぱる。
「本当に忘れてもいいの?」と問いかける。

それは幸せな感情。だけどとても苦しい感情。
心臓をきゅっとしぼって、涙腺をゆるがす。
自分の体型も、顔も、性格も声も、
すべて思うようにできたならどんなにいいのだろう。
あなたに好きだと思ってもらうためには
わたしには必要なものが足りなさ過ぎるよ。

ちょっとの一言でこんなにも揺るがされるなんて、いっそ憎いくらい。
もう止められないスピードで鼓動が鳴り響く。
あなたのためにかわいくなるから、かわいくなりたいと思うから
わたしのこと、見ていてね。
覚悟して待っていてね。
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