だけれど他の誰でもないアナタの為に
君が今そばにいること
途方もない確率が起こした奇跡
どうして慣れてしまうのでしょう
いつから当たり前になったのでしょう
傍にいさせてくれるならと
それ以外なにも望まなかったのに
気がつけば君が与えてくれないと
それだけ指折り数えて
全て君が悪いと決めつけて
抱きしめる腕の強さも
笑わせようとする意地悪な言葉も
私の存在を許してくれる心も
よく見ればそこにあるのに
君は用意していてくれているのに
どうして私は知らんぷりで
君を傷つける方法しか
選べなかったのでしょう
でももう大丈夫、愛し方を間違わない
君をもっと抱きしめる
君をもっと束縛する
君をもっと自由にする
君をもっともっと笑顔にする
そうしてほうら君がもっと
好きになってしまう私が出来上がる
忘れがちだけれど
手を繋ぐ奇跡を感じよう
君が息をして笑う当たり前に
ずっとずっとありがとう
きみおもうよるは明ける
きみおもうあさが来て
きみおもうひるを過ごし
そうしてまたきみおもうよるを迎える
そんな永遠を二人で奏でよう
途方もない確率が起こした奇跡
どうして慣れてしまうのでしょう
いつから当たり前になったのでしょう
傍にいさせてくれるならと
それ以外なにも望まなかったのに
気がつけば君が与えてくれないと
それだけ指折り数えて
全て君が悪いと決めつけて
抱きしめる腕の強さも
笑わせようとする意地悪な言葉も
私の存在を許してくれる心も
よく見ればそこにあるのに
君は用意していてくれているのに
どうして私は知らんぷりで
君を傷つける方法しか
選べなかったのでしょう
でももう大丈夫、愛し方を間違わない
君をもっと抱きしめる
君をもっと束縛する
君をもっと自由にする
君をもっともっと笑顔にする
そうしてほうら君がもっと
好きになってしまう私が出来上がる
忘れがちだけれど
手を繋ぐ奇跡を感じよう
君が息をして笑う当たり前に
ずっとずっとありがとう
きみおもうよるは明ける
きみおもうあさが来て
きみおもうひるを過ごし
そうしてまたきみおもうよるを迎える
そんな永遠を二人で奏でよう
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かっこいいな、手の届かない人なんだろうな。
好きになってもだめなんだろうなって決め付けて、線をひいていたの。
これ以上好きになってもつらいだけだってわかるから、
無理やりに押し込めた気持ち。
普通に友達としてならうまくいけるから、
へたにどきどきして目を合わせられなくって、
間違えちゃうこともないと思うから 震える心を置き去りにしたよ。
でもそんなのやっぱり無理みたい。
あなたがわたしに笑いかけるたびに、
優しい声でひだまりみたいな言葉をおとすたびに
心が囁くの。「ここにいるよ」って。
それはそれは強い力でわたしをひっぱる。
「本当に忘れてもいいの?」と問いかける。
それは幸せな感情。だけどとても苦しい感情。
心臓をきゅっとしぼって、涙腺をゆるがす。
自分の体型も、顔も、性格も声も、
すべて思うようにできたならどんなにいいのだろう。
あなたに好きだと思ってもらうためには
わたしには必要なものが足りなさ過ぎるよ。
ちょっとの一言でこんなにも揺るがされるなんて、いっそ憎いくらい。
もう止められないスピードで鼓動が鳴り響く。
あなたのためにかわいくなるから、かわいくなりたいと思うから
わたしのこと、見ていてね。
覚悟して待っていてね。
好きになってもだめなんだろうなって決め付けて、線をひいていたの。
これ以上好きになってもつらいだけだってわかるから、
無理やりに押し込めた気持ち。
普通に友達としてならうまくいけるから、
へたにどきどきして目を合わせられなくって、
間違えちゃうこともないと思うから 震える心を置き去りにしたよ。
でもそんなのやっぱり無理みたい。
あなたがわたしに笑いかけるたびに、
優しい声でひだまりみたいな言葉をおとすたびに
心が囁くの。「ここにいるよ」って。
それはそれは強い力でわたしをひっぱる。
「本当に忘れてもいいの?」と問いかける。
それは幸せな感情。だけどとても苦しい感情。
心臓をきゅっとしぼって、涙腺をゆるがす。
自分の体型も、顔も、性格も声も、
すべて思うようにできたならどんなにいいのだろう。
あなたに好きだと思ってもらうためには
わたしには必要なものが足りなさ過ぎるよ。
ちょっとの一言でこんなにも揺るがされるなんて、いっそ憎いくらい。
もう止められないスピードで鼓動が鳴り響く。
あなたのためにかわいくなるから、かわいくなりたいと思うから
わたしのこと、見ていてね。
覚悟して待っていてね。
ただただ、驚いたの。
その声からわたしの名前が奏でられたことに。
せんせいは週に1回しか来なくって、
名前を覚えるのが苦手とも言っていたし
いつも誰かに声をかける時はあやふやにするか、
名簿をみるかどっちかだったから。
帰り際の玄関、「気をつけて帰れよ~」と言ったせんせいに尋ねてみたの。
「先生、私の名前は?」
「おっとー、」
「もう3週目です、覚えてますよね当然。」
「ちょっと待ってよ」
「まさかわかんないなんて、言わないですよね~」
「先週の金曜に、名簿とにらめっこしたからな。」
「・・・まだですか?」
「いま頭の中の名簿と格闘中ですよ」
ふんふん頭を抱えて、あーでもないこーでもないと言っている。
やっぱ無理かあ、と「来週までに覚えてきてくださいよー」と言って
ローファーに手をのばした、とき。
「中原かずな」
「え、」
「…だよね」
「せいかい!びっくりしたー」
「よかったー、えって言われるからあせった。」
「だって覚えてると思わなかったから」
「はは、覚えました。もう3週目ですから。じゃ、気をつけて帰れよ、ナカハラ。」
「はーい。せんせいばいばーい。」
「そういう時は さようなら だっつの」という言葉に振り向く余裕なんてなくって
ただただ驚きとどきどきを隠すのに精一杯だった。小走りで学校をあとにする。
低音で響いた、わたしの名前。おまけににこって笑顔。
どうかどうか明日も、あさっても、名前を忘れないでいてもらえますように。
何度もなんども、わたしの名前を呼んでもらえますように。
その声からわたしの名前が奏でられたことに。
せんせいは週に1回しか来なくって、
名前を覚えるのが苦手とも言っていたし
いつも誰かに声をかける時はあやふやにするか、
名簿をみるかどっちかだったから。
帰り際の玄関、「気をつけて帰れよ~」と言ったせんせいに尋ねてみたの。
「先生、私の名前は?」
「おっとー、」
「もう3週目です、覚えてますよね当然。」
「ちょっと待ってよ」
「まさかわかんないなんて、言わないですよね~」
「先週の金曜に、名簿とにらめっこしたからな。」
「・・・まだですか?」
「いま頭の中の名簿と格闘中ですよ」
ふんふん頭を抱えて、あーでもないこーでもないと言っている。
やっぱ無理かあ、と「来週までに覚えてきてくださいよー」と言って
ローファーに手をのばした、とき。
「中原かずな」
「え、」
「…だよね」
「せいかい!びっくりしたー」
「よかったー、えって言われるからあせった。」
「だって覚えてると思わなかったから」
「はは、覚えました。もう3週目ですから。じゃ、気をつけて帰れよ、ナカハラ。」
「はーい。せんせいばいばーい。」
「そういう時は さようなら だっつの」という言葉に振り向く余裕なんてなくって
ただただ驚きとどきどきを隠すのに精一杯だった。小走りで学校をあとにする。
低音で響いた、わたしの名前。おまけににこって笑顔。
どうかどうか明日も、あさっても、名前を忘れないでいてもらえますように。
何度もなんども、わたしの名前を呼んでもらえますように。
がちゃってドアが開いた音がした。
帰ってきた、と思ったら あなたは開口一番「今日ご飯食べてきた」だって。
ごめんの一言もなしに、ネクタイを緩めて
わたしの好きなバラエティから野球にチャンネルを変えて、
「ビール」、だなんて偉そうに。
それでも疲れてるんだろうなって、
冷蔵庫から缶ビールをとりだす、コップにそそぐ。
わたしは彼の分の用意したおかずたちをラップにくるむ。
一人で食卓テーブル、いただきますと小さくつぶやいて
もう冷えてしまったおかずに箸を伸ばす。
せっかく鳥の照り焼き上手にできたのになあ。
こないだ失敗したから挽回しようと思ってがんばったんだけどなあ。
ねぎの入ったお味噌汁好きだって言うから、今日作ったんだけどなあ。
あなたに聞いてほしい話があるのになあ、教えてほしいことがあるのになあ。
あなたの目は野球に夢中でこっちなんかちっとも見てくれない。
もうだめ、涙がとまんない。
鼻をすする音が聞こえたのか、
あなたはやっと野球じゃなくわたしを見てくれた。
ぎょっとした顔をして、どうした?だって。
今更遅すぎるのよ、もうそんな言葉通じないのよ。
一人でごちそうさまをして、茶碗を片して洗う。ごしごしごしごし。
不安がってわたしの顔を覗き込む。
ごしごし、洗って流した水浸しの食器、ふたりぶんの食器。
隣であなたがそれを拭く。
いつもやらないのに、なんにも言わないのに。
どうせあなたはわたしの孤独になんて気づきもしないくせに。
自分ばっかり偉そうにしちゃって、
もうご飯なんて作ってあげないつもりだったのに。
伸びてきた手がわたしの頭を優しく包む。
いーこ、いーこ のつもり?
でもそれが不覚にも、すごくすごく嬉しくて、また泣いた。
ばか、ばか、
「ごめん、俺が悪かった」なんて当然じゃない。
「明日からご飯作ってあげない」
「ううう、ごめんなさい、作ってください」
「野球だけ見てればいいじゃない」
「ごめんね、ごめん。」
「…ハーゲンダッツ」
「わかった、何味」
「チョコと抹茶とストロベリーとバニラ」
「…わかった」
「一緒に買いに行こう?」
困ったように笑うあなたの手をとって、
その片方の手で涙をぬぐって、大きく頷いてあげる。
許してあげるから、明日もあったかいご飯つくって待っててあげるから
ちゃんと帰ってきてね、わたしの話 聞いてね。
帰ってきた、と思ったら あなたは開口一番「今日ご飯食べてきた」だって。
ごめんの一言もなしに、ネクタイを緩めて
わたしの好きなバラエティから野球にチャンネルを変えて、
「ビール」、だなんて偉そうに。
それでも疲れてるんだろうなって、
冷蔵庫から缶ビールをとりだす、コップにそそぐ。
わたしは彼の分の用意したおかずたちをラップにくるむ。
一人で食卓テーブル、いただきますと小さくつぶやいて
もう冷えてしまったおかずに箸を伸ばす。
せっかく鳥の照り焼き上手にできたのになあ。
こないだ失敗したから挽回しようと思ってがんばったんだけどなあ。
ねぎの入ったお味噌汁好きだって言うから、今日作ったんだけどなあ。
あなたに聞いてほしい話があるのになあ、教えてほしいことがあるのになあ。
あなたの目は野球に夢中でこっちなんかちっとも見てくれない。
もうだめ、涙がとまんない。
鼻をすする音が聞こえたのか、
あなたはやっと野球じゃなくわたしを見てくれた。
ぎょっとした顔をして、どうした?だって。
今更遅すぎるのよ、もうそんな言葉通じないのよ。
一人でごちそうさまをして、茶碗を片して洗う。ごしごしごしごし。
不安がってわたしの顔を覗き込む。
ごしごし、洗って流した水浸しの食器、ふたりぶんの食器。
隣であなたがそれを拭く。
いつもやらないのに、なんにも言わないのに。
どうせあなたはわたしの孤独になんて気づきもしないくせに。
自分ばっかり偉そうにしちゃって、
もうご飯なんて作ってあげないつもりだったのに。
伸びてきた手がわたしの頭を優しく包む。
いーこ、いーこ のつもり?
でもそれが不覚にも、すごくすごく嬉しくて、また泣いた。
ばか、ばか、
「ごめん、俺が悪かった」なんて当然じゃない。
「明日からご飯作ってあげない」
「ううう、ごめんなさい、作ってください」
「野球だけ見てればいいじゃない」
「ごめんね、ごめん。」
「…ハーゲンダッツ」
「わかった、何味」
「チョコと抹茶とストロベリーとバニラ」
「…わかった」
「一緒に買いに行こう?」
困ったように笑うあなたの手をとって、
その片方の手で涙をぬぐって、大きく頷いてあげる。
許してあげるから、明日もあったかいご飯つくって待っててあげるから
ちゃんと帰ってきてね、わたしの話 聞いてね。
かたかた、うるさくしてごめんねって
そう、心の中でつぶやく。
隣で眠る君はいま口をあけて、右目は半目。
なんてぶさいく。とてもいとしい。
「いた、」
ごつんと壁にひじをぶつける君。
これで3回目、僕は笑いをこらえるのに必死だ。
そう広くはないベッドの上、
寝相が良いとは言えない君の隣で僕は
かたかた キーボードをかなでる。
ああでもない こうでもないと悩んでる僕のテリトリーは狭い。
とてもせまい。
あともう少しで終わるからさ、
あとちょっとで君を抱きしめて眠るからさ
君の夢に僕が一瞬でも存在できたらいいなあと思うんだ。
ごつんとまた音が響いて
君はうつろな意識のなか「いたっ」とまた小さく言う。
僕の口角はあがる、目が細まる。
そのまま目をつむって頬にキス、おやすみ僕のいとしい人。
きみがいるってそれだけで、今僕はこんなにもしあわせ。
そう、心の中でつぶやく。
隣で眠る君はいま口をあけて、右目は半目。
なんてぶさいく。とてもいとしい。
「いた、」
ごつんと壁にひじをぶつける君。
これで3回目、僕は笑いをこらえるのに必死だ。
そう広くはないベッドの上、
寝相が良いとは言えない君の隣で僕は
かたかた キーボードをかなでる。
ああでもない こうでもないと悩んでる僕のテリトリーは狭い。
とてもせまい。
あともう少しで終わるからさ、
あとちょっとで君を抱きしめて眠るからさ
君の夢に僕が一瞬でも存在できたらいいなあと思うんだ。
ごつんとまた音が響いて
君はうつろな意識のなか「いたっ」とまた小さく言う。
僕の口角はあがる、目が細まる。
そのまま目をつむって頬にキス、おやすみ僕のいとしい人。
きみがいるってそれだけで、今僕はこんなにもしあわせ。
